意外と身近なフィッシング詐欺・スキミングなどのクレジットカード被害
【フィッシング詐欺】
『プレゼントが当選しました!』 ・ 『至急、連絡ください!』
この様なメールを受け取った場合は、十分に注意が必要です。
受け取った人の興味や関心を引く文章で、クレジットカードの番号・有効期限など聞いてくるのです。これらは、クレジットカードの情報だけをターゲットだけでなく、銀行口座の情報やプロバイダの情報、各種パスワードの情報など、個人情報に関わるものの回答を求めてきます。
また中には、本物のホームページのように見せかけた偽のホームページへ誘導し、上記のようにカード番号・有効期限・パスワードを入力させようとするものもあります。
まず、カード会社がメールや電話でクレジットカードの番号や有効期限を確認してくる事はありません。
すぐにメールで返事をするのではなく、一度、確認を取る習慣をつけましょう!
こうしたフィッシング詐欺に詳しいサイトがありますので、ぜひとも目を通してみて下さい。
【スキミング】
スキマーと呼ばれる機械でカードの中に入っている情報を抜き取り、所有者の知らない間にクレジットカードを偽造し、多額の商品の購入やキャッシング利用による金銭を騙し取る手口。
スキマーには2つの種類があります。
一つ目は、お店のカード読み取り端末に細工されているもの。
二つ目は、 ハンディタイプのもの
クレジットカードの磁気情報は一瞬で読み取る事が可能ですので、下記のような点に注意しましょう。
- 店員さんの行動に注意する。
海外では特に販売員が犯人ということも良くあります。
カードを持ったままお店の奥へ・・・という時には呼び止めるくらいで。 - あやしいお店で利用しない
悪質な加盟店も十分に考えられます。
クレジットカード会社も加盟審査を行っていますが、100%安心という事はありません。 - 利用明細をきちんと保管し、請求書と照合する。
スキミング被害にあってもクレジットカードの所有者が気付かなければ!
利用明細のチェックは習慣にしてください。
スキミング情報サイト「STOP!スキミング」に詳しくかかれていましたので参考に。
【ショッピング枠の現金化】
手口は、クレジットカードで高額商品を購入させ、その商品と引き換えにお金を貸すというものです。 しかし、30万円の商品を購入しても実際にお金としてもらえるのは、10万円以下であったりと、クレジットカードの利用者は騙されているばかりか、換金目的の利用は、クレジットカードの規約に違反しているため、退会処分となったりします。
インターネットや新聞などの折込チラシ、捨て看板や雑誌など、ありとあらゆるところで目にするようになってきた『ショッピング枠の現金化』の広告ですが、この様な手口に騙されないようにしましょう。
【債権譲渡に伴う詐欺(架空請求)】
手口は、クレジットカード会社から 債権を買い取った(譲り受けた)から、お金を払えと、はがきや電話で要求 してきます。 こうした架空請求を行ってくる業者は、○○債権処理センターや△△消費者管理組合などと 実在するかのような団体名を利用 したり、最近では、 実在する弁護士の名前を語ってくる など、手口も巧妙化してきていますので十分に注意してください。
まず、クレジットカード会社がこの様な会社に債権を譲渡するなど考えられませんので、この様な要求を受けた場合には、クレジットカードの会社に折り返し、すぐに確認して下さい。